浦田です。今回は株式会社EMUDAが運営している「ひよこ物販会」を検証します。
近年、在宅副業や物販で“月7〜10万円稼げる”といった副業案件が多数登場しています。中でも「ひよこ物販会」は2025年9月に 株式会社EMUDA(以降、EMUDA) が立ち上げた副業支援コミュニティとして知られ、物販ビジネスの新しいスタイルとして注目されています。提供サイトやプレスリリースには魅力的な訴求が並びますが、実際に副業として適正かどうかは慎重に見極める必要があります。
🧾 事業概要:EMUDAとは何か?
EMUDAは関西拠点の商社として、EC小売・卸売やコンサルティング事業を展開していると自社サイト上で説明があります。また、サイト内では「売上高63億円・売上成長率420%」など成長性を強調していますが、この数字の出典や実際の公開決算資料は確認できませんでした。さらに会社概要には 資本金300万円・設立が2022年 と記載されており、事業規模との乖離が気になる点です。
一方で、会社口コミサイトではEMUDA自身の社内評価が限定的にしか掲載されていません。口コミが非常に少なく、客観的な企業としての実態や社員からの評価が十分に見えないという点も留意すべきでしょう。
📦 「ひよこ物販会」の仕組み
「ひよこ物販会」では、EMUDAが選定した“利益見込み商品”情報を会員に提供し、会員が仕入れた商品を 運営側が一定条件で買い取る という仕組みを打ち出しています。運営はこれにより在庫・赤字リスクを抑えられると主張しています。
プレスリリースでは、「サービス開始2か月で面談希望者が1,000件を突破した」と紹介され、注目を集めていることをアピールしていますが、実際の収益や成功者の具体的な声は公開されていません。
💸 参加費用と収益の実態
複数の副業検証サイトの情報によると、ひよこ物販会の 参加費用は約540,000円(税別) とされています(明示された料金設定はEMUDA公式サイトでは見当たりませんでしたが、検証記事等でこの金額が指摘されています)。
こうした料金設定はネット副業案件としては高額と評価されており、十分な検討が必要でしょう。しかも、
- 実際に会費を回収するほどの利益が出せるか実証された事例がほとんど見つからない
- 利益を継続して得ている参加者の声がネット上で確認できない
- 運営の説明では「原価以上で買い取る」とあるものの、ユーザーが支払った額以上で必ず買い取るという保証がないと指摘されている
といった懸念が複数の検証記事で述べられています。
つまり、運営説明のモデルは理論上はリスク軽減に見えるものの、実際の金銭的なリスクが消えるわけではなく、ユーザー側の負担が先行する可能性があります。
⭐ 利点として謳われている点
EMUDAおよびひよこ物販会として提示されている利点は次の通りです。
- 運営が利益見込み商品を選定するのでリサーチ負担が軽い
- 原価リスクを運営が一部負担する可能性がある
- Discord・LINEでのサポートがある
- オンライン完結で副業に取り組みやすい設計
こうした点は初心者にとって魅力的に見えるかもしれません。ただし、これらは“やり方のサポート”であり、実際の売上や利益の担保を意味するものではありません。
⚠️ ネット上での評判・批判
第三者が検証した記事や投稿では、次のような批判的意見が散見されます。
- 安易に稼げるという保証や再現性が確認できない
- 高額な会費を回収できる実績がほぼない
- 漠然とした「稼げる可能性」を謳っているように見える広告表現が多い
- 特商法表記に運営責任者の連絡先が個人携帯と思われる番号が使われている など、運営体制・透明性への懸念が指摘されています。
また、ネットの口コミ掲示板には「怪しい副業ではないか」という質問すら見つかる状態です。
📉 副業としての「適性評価」
結論として、筆者の検証では次の通り評価できます:
❌ 副業としておすすめできない理由
- 高額投資の回収が不確実:投資を回収できるという明確な実績が存在しない。
- 実践者の成功例が不透明:ネット上で信頼できる体験談がほとんど見つからない。
- 情報が運営側に偏りすぎている:透明性・外部評価が乏しいためリスク評価が困難。
- 広告表現が“稼げることを示唆”しているが証拠がない:副業としての適性評価は客観的実績が決定要素。
⚠️ 副業として検討する場合の注意
- 参加費用を先に支払う必要がある案件は慎重に判断すること
- 絶対に稼げるといった甘い表現には疑いを持つこと
- 初心者は信頼性の高い副業(例:スキル販売、プログラミング、ブログ等)を並行検討すること
📝 最後に
ひよこ物販会のモデルは理論として成立する部分がある一方、 「初心者でも簡単・確実に稼げる」といった副業案件の基準には現状達していない と評価できます。参加を検討する際には、外部の客観的なレビューや実績が出揃うまで待つという慎重さが必要でしょう。
副業で収益を上げるためには、単なる参加費や“情報提供”だけに頼るのではなく、スキルの獲得や実践経験に基づいた取り組みが不可欠です。


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