浦田です。
今回はGENERALHAWK社とその提供する案件を検証します。
会社概要とその位置づけ
まず、GENERAL HAWK社の会社概要を押さえておきます。
- 社名:株式会社GENERALHAWK。設立日2016年5月11日。所在地:神奈川県伊勢原市東大竹1-21-3。代表取締役:加藤 隆伸。従業員数は非常に少数(ウェブサイト上「3名」という記載あり)です。
- 事業内容としては、Webコンサルティング、Webコンテンツ制作、広告代理、システム構築、ビジネス教育・会員制コミュニティ運営など、複数の分野を掲げています。
- プレスリリース等では、例えば「累計延べ2万人以上の支援実績」などの表現も見られます。
このように見ると、GENERAL HAWK社は表向きには「デジタル支援/副業・投資教育」系の事業も手掛ける会社ということになります。
しかしながら、私が複数の外部検証サイト・ブログにおいて見つけた情報を含めると、この会社が掲げる「副業で手軽に稼げる」といった謳い文句を、そのまま「安全かつ適切な副業の基盤」として信頼できるかどうかには、慎重な姿勢を持つべきと感じます。
以下、主に3つの提供案件・アプリを切り口に、「副業・収益化の基盤として適切かどうか」の観点から、メリット・懸念点を整理します。
提供案件・アプリの検証
1. ZAKZAKくん/ZAKZAKプロジェクト系
この案件(ソフトウェア名・プロジェクト名ともに「ZAKZAKくん」「ZAKZAKプロジェクト」等)について、外部ブログでは以下のような検証がなされています。
- 「AIが自動で利益を確定してくれる」「1日10分、クリックだけで稼げる」「ドラッグしてぽちぽちするだけ」といった訴求がされる。
- 内容を詳しく確認すると、実際には「メルカリで仕入→Amazonで転売」といった“せどり/転売”型の物販スキームで、その手作業がかなり必要であるという指摘あり。
- セールスページ・特商法ページのドメインが登録者ごとに別/販売会社が複数/同一サーバーを複数商材で共有――といった類似性が検証記事で指摘されています。
メリットと可能性の観点
- 転売・せどりというスキーム自体は、理論上「仕入れ価格と販売価格の差」が利益となるため、うまく回れば収益化の可能性あり。
- 少額から始める、副業としての物販経験を積むという意味では、学びとして使えるケースもあるかもしれません。
懸念点/副業基盤として適切か?という観点からの課題
- 「AI自動」「簡単に稼げる」という表現が先行しており、実際の仕組みが不透明。外部サイトでも「自動化されている範囲が不明確」「手作業が多く、初心者にはハードルが高い」という指摘があります。
- 転売・せどりには、仕入れリスク・在庫リスク・価格競争・プラットフォーム(メルカリ・Amazon等)規約変更などのリスクが伴います。そうした点が十分に説明されていない可能性があります。
- セールスページ/販売会社の構造に、「複数商材が同一サーバーを使っている」「特商法表示がドメインごとに異なる」等、透明性・信頼性に疑問を呈している検証記事があります。これが「副業を確実に収益化できる仕組み」という信頼を揺るがす要素です。
- 副業として「手軽に稼げる」と期待して参入すると、「思っていたより時間・手間がかかる」「費用の回収が難しい」可能性があります。
総合評価(この案件単体として)
ZAKZAKくん/ZAKZAKプロジェクトを副業の収益化基盤として検討するならば、「条件付きで可能性があるが、初心者が“確実に稼げる”と期待するには過度の煽り・リスクあり」というスタンスが妥当だと思います。つまり、適切な準備とリスク理解のもとであれば「学びながら取り組む」ことはありえますが、「簡単・即稼げる」と考えるのは危険と考えます。
2. RAGNAROK(相場分析アプリ)
GENERAL HAWK社が、AI搭載の相場分析スマホアプリ「RAGNAROK(ラグナロク)」を提供するという報道があります。
内容概要としては、「超高速量子AI『THUNDER BOLT』によるリアルタイム解析」「株式・為替・仮想通貨・商品先物など、複数市場を横断分析」「ワンタップで市場サマリー」「マルチデバイス対応」などを掲げています。
メリット・可能性
- 投資やトレードに関心がある方にとって、「AIによる分析支援ツール」を使えるというのは魅力的です。ツールを使って「情報収集・トレンド把握・リスク予測」を効率化できれば、収益化の一助となる可能性あり。
- 過去20年以上の金融データをAI解析に使うという説明もあり、理論上“過去データ×現在市場”という構図には意味があります。
懸念点・注意すべき点
- まず、「AIで自動分析=確実に利益が出る」という保証にはなりません。金融市場には未知のリスク・急変・相場の複雑性があり、AIツールはあくまで“補助”であって“万能”ではありません。
- アプリ提供開始日が「順次公開」とされており、実際のユーザー利用実績・レビュー・継続運用実績が見えづらいという点が気になります。
- ツール利用には当然ながら投資知識・資金管理・リスク管理が必要であり、初心者が「ツール使ったから安心」と誤認すると逆に損失を被る可能性があります。
- “副業”としての捉え方では、“ツールを使ってトレード/投資で稼ぐ”というモデル自体が、収益の予見性・安定性が低いという意味でハードル高めです。
総合評価(このアプリ単体として)
RAGNAROKは、適切に使い込めば“投資・トレード支援”として有用な可能性があります。しかし、「これを使えば簡単に副業で稼げる」と期待するのは現実的ではなく、むしろ「投資経験がある程度ある者が補助ツールとして活用できる」レベルと捉えるべきでしょう。副業初心者が「参入ハードル低めで安定収益」という前提で取り組むのは、かなり慎重になるべきです。
3. AUTOPIA(月額制投資情報/コミュニティ)
もう1つ、GENERAL HAWK社が発表している「AUTOPIA(オートピア)」という会員制投資情報コミュニティがあります。提供開始予定日2025年7月7日。
概要として、「投資初心者~中級者を対象に、信頼性の高い経済・投資情報を会員限定配信」「オンライン勉強会・質疑応答会」「投資助言行為は行わず、中立的な情報共有を軸とする」「一切の勧誘行為・販売活動を禁止した運営方針」などが挙げられています。
メリット・可能性
- 投資の学びたい人にとって、“会員制コミュニティ”という形式は、継続的な知識習得・情報交換の場として機能する可能性があります。特に「中立的な情報共有を重視」という趣旨は歓迎できます。
- 副業として“投資知識を高めて資産運用収益を得る”という方向性であれば、学びの初期ステップとして有効と言えます。
懸念点・注意すべき点
- “月額制コミュニティ”というモデルゆえ、「月額費用=継続コスト」が発生することが副業参入時のハードルとなります。収益化が明確でない段階でコストだけが出る可能性もあります。
- あくまで「情報提供・コミュニティ運営」であり、「自動収益を保証」するものではありません。投資結果は自己責任です。
- このコミュニティを副業として収益源と見なすには、「学び→実践→収益化」の道筋が明確でなければ難しいです。情報収集だけで収益が出るわけではありません。
- 通常、投資で稼ぐためには、資金準備・リスク許容・マーケット理解・心理的コントロールが必要です。そうした基盤のない初心者が「副業として参加すれば安定収益」という期待では実態とズレが生じやすいです。
総合評価(このコミュニティ型サービスとして)
AUTOPIAは、あくまで“学び・情報共有”の場としては価値があり得るものの、「副業収益を短期に・確実に得るための仕組み」としては過剰な期待を抱くべきではありません。副業初心者が参入するには、かなり慎重に「どのくらいの費用がかかるか」「どのように収益化を図るか」「リスクをどう管理するか」を見定める必要があります。
総合的な検討:副業の基盤として「適切か?」
これまでの各案件・サービスの検証を踏まて、GENERAL HAWK社の提供する案件群を「副業・収益化を目的とした活動の基盤」として捉えた場合、以下のような総合評価となります。
✅ ポジティブな側面
- 多様なサービス(物販系、投資系、コミュニティ系)を展開しており、選択肢があるという意味では“副業として何かを始めよう”という人には魅力的に見える側面があります。
- 特に、投資・情報共有・学びという流れを打ち出している点は、長期的視点で「副業=収益を得る+知識を高める」という構図では理にかなっています。
- 会社が「デジタル変革」や「IT・システム構築」などWeb/システム領域を基盤としているという公式情報もあり(同社Webサイト)
⚠ 懸念・注意すべき側面
- 「簡単に稼げる」「クリックだけで」「AIが勝手に利益を出す」といった強い煽り文句が複数の外部検証記事で指摘されており、実態とのギャップが示唆されています。例えば、物販転売モデルであったり、手作業が多数発生していたりというものです。
- 副業として収益化を目指す場合、「安定性・継続性・再現性」が重要ですが、これらの点が明確に証明されているとは言い難いです。特に初心者や資金・時間に余裕のない人にとってはハードルが高い可能性があります。
- 情報提供・コミュニティ・ツールという形であっても、「収益を出すのは自分」であり、そのための基礎知識・リスク管理・時間投資が必要です。副業という“余力で取り組む”立場では、それだけのリソースを確保できないケースも多いでしょう。
- 会社の規模(従業員数3名など)や、販売会社の仕組み(複数商材のサーバー共有など)という指摘もあり、透明性・信頼性の観点から「慎重な確認」が必要とされています。
🎯 結論:副業の基盤としての適切性
結論として言えば、GENERAL HAWK社の提供するサービス・案件は「副業・収益化の足がかりとして完全に否定されるものではない」が、「初心者が安易に“簡単に収益が出る副業”として飛びつくべきものでもない」と考えます。以下のような条件をクリアできる人には、選択肢として検討可能かもしれません。
- 自分で時間をかけて学習/実践できる余力がある(=“副業”といってもきちんと時間を確保できる)
- リスクを理解し、手数料・月額費用・仕入れコスト・在庫・プラットフォーム規約等のコストを把握できる
- 宣伝文句(「AIで自動」「放置で稼ぐ」など)を鵜呑みにせず、実践モデルを自分で検証できる
- 収益化モデル(何を仕入・販売/どのくらい利益が出る/どのくらい時間がかかる)を具体的に見積もることができる
逆に、以下に該当する場合は「慎重に見送る」方が安全です。
- 本業が忙しくて副業に割ける時間がほとんどない人
- 初期費用・月額費用ありきで「収益化は向こうから来る」という期待だけを持っている人
- ツール・システムさえあれば稼げるという受け身スタンスの人
- 宣伝の“簡単さ”“即効性”“自動化”といった言葉に惹かれて、詳細を確認せず始めようとしている人
最終まとめ
GENERAL HAWK社および関連案件群(ZAKZAKくん/RAGNAROK/AUTOPIAなど)は、“副業的収益化”を謳う典型的なモデルであり、一定の可能性を秘めてはいます。一方で、実際の収益化の道筋・難易度・リスク管理・透明性など、慎重に見極めるべき多くのポイントも内包しています。
副業を考える際には、「稼げるかどうか」だけでなく、「自分の時間・資金・リスク許容度」「その案件が提示する条件の現実性」「将来の継続性・再現性」などを総合的に検討することが重要です。その意味で、GENERAL HAWK社の案件を「安易に飛びつくべきもの」としてではなく、「条件を整えたうえで検討可能な選択肢」として捉えるのが現実的でしょう。


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